ニュース その他分野 作成日:2011年4月7日_記事番号:T00029201
行政院主計処が6日発表した3月の消費者物価指数(CPI)年上昇率は1.41%で、過去4カ月で最高の伸びとなった。衣類、ガソリン、水産品などの値上がりが影響した。購入頻度の高い生活用品だけを見ると上昇率は3.17%に上り、物価上昇圧力の高まりが顕著となっている。なお野菜・果物およびエネルギーを除いたコア物価指数の上昇率は0.98%で過去13カ月の最高を記録した。7日付工商時報などが伝えた。
主計処によると、月に平均6万台湾元(約17万7,000円)を消費する家庭を例に取ると、3月の消費支出は前年同月よりも846元多くなった計算だ。
ただ、3月のCPI上昇率は予想されたよりも低く、これについて主計処は、春節(旧正月)後、団体ツアー料金やホテル宿泊料が下がったこと、さらに好天で野菜の収穫量が多かったこと、通信費や3C電子製品の値下げが伸びを抑制したと説明した。
なお輸入物価も穀物、原油の国際価格上昇を受け、米ドル換算で前年同月比17.8%上昇と、昨年5月以来最も高い伸びとなった。
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