ニュース 電子 作成日:2011年4月7日_記事番号:T00029214
6日の台湾株式市場で、スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の株価が1株1,200台湾元(約3,520円)を付けた。これにより同社の時価総額は355億米ドルとなり、携帯電話メーカーとしては現時点でノキアの325億ドル(5日現在)、リサーチ・イン・モーション(RIM)の286億ドル(同)を上回り、アップルに次ぐ世界2位となった。同社時価総額がノキアを上回ったのは初めて、RIMを超えたのは5年ぶり。7日付工商時報が伝えた。
今回、HTC株が高値を付けた理由としてゴールドマンサックス証券の陳柏宇アナリストは、ノキアがソフトウエアの移行を進めていること、およびRIMの財務予測が低調だったことを挙げた。さらに三菱ガス化学のBT樹脂(BTレジン)生産ラインに復旧のめどが立ったことも同社にとってプラスになったようだ。なお同アナリストは先ごろ、HTCの時価総額は3〜5年内に1,000億米ドルを突破するとの見通しを示している。
また、バークレイズ・キャピタル証券は、HTCの第1四半期売上高は1,000億元、出荷台数は920万台に達し、同社予測を上回ったとみている。
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