ニュース 電子 作成日:2011年4月7日_記事番号:T00029216
米アップルにタッチパネルを供給する宸鴻集団(TPKホールディング)が、中国四川省エリアに工場を設置するとの観測が出ている。これに対し劉詩亮・同社財務長は、「(中国)内陸部への進出計画を前倒しし、今後1〜2年で準備を進める」と語った。なお、設置場所は未定だが、産業集積が進む成都や重慶が候補に挙がっているとしている。7日付工商時報が伝えた。
証券会社によると、TPKの内陸部進出計画前倒しはアップルからの要求を受けたものとみられ、新工場への投資額は約100億台湾元(約293億元)、2012年の下半期にも完工が見込まれるという。同工場では前工程のタッチパネルセンサーおよび後工程モジュール、さらにカバーレンズの生産も行われる可能性がある。
またTPKは、3.5インチタッチパネルの月産能力を第2四半期に1,400万枚(昨年末時点で800万枚)まで、10インチ製品を600万枚(同200万枚)まで引き上げることを目指している。
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