ニュース 電子 作成日:2011年4月7日_記事番号:T00029219
東日本大震災の影響によるDRAM価格上昇などに伴い、南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)のDRAM大手3社の3月売上高は、いずれも増加し今年の最高水準に達した。一方、エルピーダメモリ傘下の瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は、減収となったものの黒字を維持したとみられる。7日付電子時報などが伝えた。
南亜科技の3月売上高は、前月比5.2%増の37億3,700万台湾元(約109億円)。第2四半期の42ナノメートル製造プロセス導入や契約価格のさらなる値上げで、4月も増収を見込む。
イノテラは前月比32.26%増の36億2,900万元(約106億円)。42ナノプロセスでの生産量は毎月1万〜1万5,000万枚のペースで増加しており、今年中に37ナノでの試験生産に着手する計画だ。
パワーチップは、前月比14%増の40億800万元(約117億円)。同社は震災の影響で川上のサプライチェーンがダメージを受け、標準DRAMの出荷削減を決めたものの、DRAMスポット価格の上昇と液晶駆動ICなど受託生産での大幅出荷増が増収に貢献した。
レックスチップは前月比0.47%減の33億5,800万元だった。
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