ニュース 社会 作成日:2011年4月8日_記事番号:T00029232
行政院原子能委員会(原能会)は7日、日本から輸入した、カバノアナタケ(キノコの一種)粉末から放射性物質のセシウム137が行政院衛生署の検査で検出されたと発表した。台湾の上限基準値を大幅に下回る微量だが、日本からの輸入食品に対する放射性物質の検査を強化して以来、検出値の最も高い例となった。なおカバノアナタケ粉末は、湯に溶かして飲む健康食品。8日付中国時報が伝えた。
検出された放射性物質の量は1キログラム当たり41.1ベクレル。台湾の基準値はセシウム134と137の合計が1キロ当たり370ベクレルを超えてはならないというもので、今回の検出値はこれを大幅に下回った。
東京電力福島第1原子力発電所の放射能漏れ事故の影響を受けた場合、ヨウ素131も検出される可能性が高いが、今回はセシウム137のみの検出となった。これについて原能会は、ヨウ素131の半減期は8日のため、事故後しばらくしてから台湾に輸入されたと考えられると説明した。
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