ニュース 運輸 作成日:2011年4月8日_記事番号:T00029233
経営破綻で3年近く運航を休止してきた遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)は7日、このほど完了した11億9,000万台湾元(約34億9,000万円)の増資と5,000万元の経営保証金に関する資料を交通部民用航空局に提出した。これにより、来週にも路線運航許可が下りる運びとなり、今月18日から台北~金門線で毎日2往復の運航を再開できる見通しとなった。8日付経済日報が伝えた。
同社の広報担当者は「増資と固定資産の合計額は20億元を超え、国際線運航に向けた資本金基準を超えたが、海外路線の運航許可を得るには手続きに時間がかかるため、台湾域内の路線で先行して運航を再開することにした」と説明した。
尹承蓬民用航空局長は「提出された書類を見る限り、資金はすべて準備できたようだ」と指摘し、書類審査に加え、設備面の現地検査を実施した上で、早ければ来週にも路線運航許可を与える方針を示した。
遠東航空が現時点で就航を申請しているのは、台北~金門線だけで、運賃は競合社より安い片道2,050元に設定された。
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