ニュース その他製造 作成日:2011年4月8日_記事番号:T00029237
製紙大手の正隆は7日、中国の紙器工場4基の設備更新と新工場1基の設立計画で、紙器の中国年産能力を現在の9億7,400万平方メートルから10億平方メートル以上に増強すると表明した。中国政府の第12次5カ年計画(2011~15年)で工業用紙の需要増が続くと見込んでおり、中国の地場メーカーも生産拡充を進める中、同社は成長著しいエリアを厳選して設備更新を進める。8日付経済日報が伝えた。
同計画は、設備更新が▽江蘇省蘇州市▽天津市▽福建省漳州市▽広東省──の工場で922万米ドル。工場新設では、四川省成都市で既に借り受けている工場棟を184万米ドルを投じて紙器工場に改築する。来年の稼動を予定しており、当初の年産能力は150万平方メートル。
同社の昨年売上高は前年比25%増の231億1,600万台湾元(約680億円)、純利益は15億6,900万元で、同40%近く増えた。相場上昇に加え、中国で高単価の工業用紙の需要が高まったことが押し上げた。
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