ニュース 電子 作成日:2011年4月8日_記事番号:T00029246
宏碁(エイサー)の王振堂董事長は7日の業績説明会で、第2四半期の業績について、「見通しが利き、売上高は第1四半期並みが見込まれる。目標達成を確信しており、業績予測の3期連続の下方修正はない」と強調した。8日付経済日報が伝えた。
エイサーは2期連続で業績見通しを下方修正し、最新の予測では、第1四半期の売上高が前期比3%減の1,455億台湾元(約4,280億円)と見込まれている。第2四半期はタブレット型パソコンの販売が好調であれば、業績予測を引き上げることもあり得るとした。
王董事長は「今年のノートPCの出荷成長率は1けた台にとどまるが、低価格ノートPC(ネットブック)は新興市場を中心に3,000万台の市場規模が見込める」と指摘した。
エイサーは先月31日、ジャンフランコ・ランチ執行長(CEO)が経営路線の対立から辞任したばかりだ。王董事長は後任を4月末までに決定する方針を明らかにした。
エイサーの株価は、業績予測の下方修正とCEO辞任を嫌気し、7日までの7営業日で21.8%も値下がりした。
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