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3分以上のアイドリングに罰金、大気汚染防止法改正


ニュース その他分野 作成日:2011年4月11日_記事番号:T00029261

3分以上のアイドリングに罰金、大気汚染防止法改正

 大気汚染防止と温室効果ガス排出削減を目的として、自動車やバイクが3分以上アイドリングすることを禁じる空気汚染防制法(大気汚染防止法)改正案が8日、立法院で成立した。9日付自由時報が伝えた。

 改正法はアイドリングを「停車時にエンジンを駆動し続ける状況」と定義した。年末にも施行され、違反者には1,500~6万台湾元(約4,300〜17万円)の罰金が科される。

 ただ、信号待ちでのアイドリングは処罰対象にならない。また、救急車、冷凍車、客待ちの観光バス、児童専用車なども「3分ルール」の適用を受けない。

 このほか、現在使用されている自動車が排ガス基準を満たしているかどうか、検査を義務付ける規定も盛り込まれた。検査方法は今後監督機関が発表する。

 台湾では台南市が3年前に独自の条例でアイドリング禁止を打ち出している。