ニュース 医薬 作成日:2011年4月11日_記事番号:T00029271
三菱ガス化学(MGC)はこのほど、台湾のバイオ医薬開発ベンチャー台湾醣聯生技医薬(グリコネックス)と提携し、共同で抗体医薬品の開発業務受託事業に参入すると発表した。両社は、MGCの連結子会社、菱江化学(本社・東京都中央区、梅村俊和社長)を介して事業を行うための業務委託契約を結ぶことで合意し、8日台北市で共同記者会見を行った。
なお、両社は2010年10月に技術導入契約を結んでおり、MGCは研究員をグリコネックスに派遣している。
今後、クライアントから受託した抗体医薬品の開発依頼は、抗体を生産する動物細胞の開発をグリコネックスが、当該動物細胞を利用した抗体製造プロセスの開発をMGCが担当する。また将来的にMGCは、製造受託事業にも進出する計画だ。
グリコネックスの張東玄董事長は、「今回の提携により1億5,000万台湾元(約4億4,000万円)の増益が見込め、売上高は5年以内に5億4,000万元まで成長する」と抱負を語った。
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