ニュース 石油・化学 作成日:2011年4月11日_記事番号:T00029272
環境影響評価審査が難航している台湾中油傘下、国光石化科技(KPTC)の大型石油化学プラント(彰化県大城郷、通称・八軽)計画についてマレーシアの中国語紙「星洲日報」は9日、「台湾が我が国への投資を望むのであれば歓迎する」とのムクリズ・マハティール副通産相の発言を伝えた。ただ、経済部関係者は、同計画は台湾での投資を目標としており、海外での建設は環境影響評価が通過できなかった場合に検討すると強調した。11日付経済日報などが報じた。
同計画について施顔祥経済部長は先ごろ、「環境影響評価が通過できなければ、別の場所への投資を検討することになる」と発言し、メディアでは投資先はマレーシアとなる可能性が高いと報じられていた。
マハティール副通産相が「星洲日報」に語ったところによると、同国の駐台北友好・貿易センターを通じ、台湾側に国光石化の計画をマレーシアで実施する可能性について確認しているという。その上で、投資実現のための優遇措置も提供する考えを示した。
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