ニュース 家電 作成日:2011年4月11日_記事番号:T00029275
キヤノンの小沢秀樹常務(キヤノン中国社長)は8日、子会社の台湾佳能資訊の10周年に合わせ台湾を訪れ、現在日本で生産しているデジタルカメラ高級機種の生産を台湾・台中工場にシフトしていることを明らかにした。9日付工商時報などが伝えた。
生産シフトは、リスク分散が目的。進出から40年の実績がある台中工場には、優れた技術者がおり、周辺に下請け企業が多いことが決め手となった。
小沢常務は、東日本大震災の影響にもかかわらず、今年の販売目標を修正しない方針を示した上で、「アジアでは年間25%の伸びが見込める。グループ全体の成長目標である11%をはるかに上回る見通しだ」と指摘した。
台湾佳能資訊の鎌田篤総裁は「売上高は10年前の6億台湾元から昨年は50億元(約146億円)へと8.3倍に増えた。今年は20%増の60億元、2014年には100億元を達成するのが目標だ」と述べた。
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