ニュース 電子 作成日:2011年4月11日_記事番号:T00029280
スマートフォン最大手、宏達国際電子(HTC)の第1四半期売上高は、非需要期ながら前年同期比174.48%増の1,041億5,660万台湾元(約3,050億円)に達し、過去最高だった前期1,040億8,000万元をさらに更新した。今期はハイエンド新機種「Pyramid」、ミドルエンド機種「Desire S」を主力として既に計1,200万~1,400万台の受注を確保しており、部品供給が順調であれば売上高は1,350億~1,580億元の水準を見込んでいる。9日付工商時報が伝えた。
同社の第1四半期純利益は148億3,400万元。高単価・高粗利益の「Desire HD」や「ThunderBolt」が順調だったことで、営業利益率は予想を約1ポイント上回る15.8%となった。出荷台数は前期の単価364米ドルから推計すると、前期比1~2%増の920万~930万台で、過去最高を更新したとみられる。
今期の主力とみられる2機種は単月受注台数が80万台と、前年同期の主力機種の2倍水準とみられている。一方、懸念材料として、東日本大震災による部品供給不足が6月ごろから同社の生産に影響するかが注目される。
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