ニュース 電子 作成日:2011年4月11日_記事番号:T00029281
プリント基板(PCB)大手、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)は、タブレット型パソコンやスマートフォン人気で供給ひっ迫が続いているハイエンドのHDI(高密度多層)基板の生産能力増強を急いでいる。土城工場(新北市土城区)に増設する電解めっきラインが5月から稼働するほか、宜蘭県のPCB新工場も8〜9月に設備搬入、11月から生産開始予定で、月産能力は200万枚を見込む。11日付電子時報が伝えた。
宜蘭新工場は当初、内層用の生産を主とし、HDI基板需要に対応する方針だ。その後、外層用にも拡大する構えで、HDI基板の売上構成比は今年、25%から45%へと上昇する見通しだ。
なお、同社が8日発表した3月の連結売上高は前月比18.54%増の13億2,300万元(約38億円)で、2010年10月以来の最高を記録、第1四半期通期では前年同期比57.66%増の36億7,400万元だった。
また同社は、東日本大震災による原料不足は既に解消に向かっており、第2四半期の出荷に影響はないと述べた。
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