ニュース 社会 作成日:2011年4月12日_記事番号:T00029291
台湾の赤十字社に当たる中華民国紅十字会は、東日本大震災の被災地向けに市民から寄せられた義援金を一部しか日本側に伝達していなかったことが批判を浴びたため、5月にも全額を日本赤十字社に一括して伝達する方針を固めた。12日付自由時報が伝えた。
紅十字会の謝昭隆副秘書長は11日、立法院に出席し、「日本赤十字社が5月上旬に復興支援計画をまとめるのを待って、全額を送金したい」と説明した。
紅十字会は当初、復興支援計画が明らかになっていないとして、1,500万米ドルのみを日本側に送付した。その後、義援金をすぐに日本側に全額伝達しないのは「不透明だ」とする世論側が高まり、対応を検討していた。
一方、馬英九総統は同日、東日本大震災を受けた台湾からの義援金が政府と民間の合計で44億元に達したことを明らかにした。馬総統は「台湾は小さいのに、募金額は台湾より10倍大きい国よりも多い」と述べた。
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