ニュース 石油・化学 作成日:2011年4月12日_記事番号:T00029300
施顔祥・経済部長は11日、原油の指標価格が1バレル=120米ドルを上回った場合、財政部と台湾中油が3分の1ずつ吸収し、ガソリン価格などに反映される消費者の負担分を現行の2分の1より和らげる方針を明らかにした。正式にはまだ決定されておらず、同措置導入に至るまでは、社会的弱者に対する公共交通機関、タクシーなどの補助措置も検討している。12日付工商時報などが伝えた。
台湾が指標とする原油価格はドバイ原油とブレント原油を7対3の比率で計算した数値で、11日までに1バレル=117.4米ドルに達した。ロンドン市場の北海ブレント原油先物は既に1バレル=120米ドルを突破している。施経済部長は同日の立法院経済委員会で、「今後さらに上昇し、国際価格平均は第1〜3四半期で1バレル=100米ドル以上、通年で101~110米ドルに達する」との見通しを示した。
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