ニュース 石油・化学 作成日:2011年4月12日_記事番号:T00029301
国際原油価格の高騰を受け、中華経済研究所の梁啓源董事長は11日、ガソリン・ディーゼル油(軽油)価格が10%上昇すれば、台湾の域内総生産(GDP)成長率は0.27ポイント押し下げられ、消費者物価指数(CPI)は0.326ポイント押し上げられるとの見方を示した。12日付経済日報が伝えた。
梁董事長はさらに、電力料金が10%値上がりした場合、GDPは0.14ポイント押し下げられ、ガソリン・ディーゼル油価格と電力料金が同時に10%値上がりすると、0.41ポイント押し下げられると指摘した。
なお、原油価格高騰が物価に及ぼす影響については「現段階で圧力はそれほど大きくない」との見方だ。中央銀行のコントロールが効果を発揮していることや、今年の経済成長率が5%以内にとどまる見込みであることから、企業が労働力や設備への投資を抑制するため、今年の物価上昇率は2%以内に収まるとの予測を示した。
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