ニュース 電子 作成日:2011年4月12日_記事番号:T00029311
発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が液晶バックライトに使用されるLEDに関する日亜化学工業(徳島県阿南市)の特許は無効だとして訴えた行政訴訟で、台湾智慧財産法院が先月、原告勝訴の判決を言い渡していたことが分かった。12日付工商時報が伝えた。
これに先立ち、日亜化学がエバーライトに特許を侵害されたと訴えた民事裁判の差し戻し審で、智慧財産法院は昨年7月、エバーライトが日亜化学に賠償金を支払う必要はないと判断し、原告敗訴の判決を下していた。この結果、エバーライトは日亜化学に対する賠償金8,000万台湾元(約2億6,000万円)の支払いを免れた。
今回の行政訴訟は、特許無効の確認を求めたもので、エバーライトは「今回の判決は、日亜化学の特許を無効と認めた昨年の民事判決を踏襲したものであり、評価している」とコメントした。
なお、日亜化学はワイズニュースの取材に対し、判決を不服とし、既に最高行政法院に上告したことを明らかにした。
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