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保険会社の運用先、海外REITなど解禁へ


ニュース 金融 作成日:2007年10月2日_記事番号:T00002932

保険会社の運用先、海外REITなど解禁へ


 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、保険業界の要望に応え、保険会社による海外での資金運用先として不動産投資信託(REIT)と新規株式公開(IPO)株式を解禁する方向で検討しているもようだ。ただ、海外不動産については、リスクが高いとして金管会が難色を示している。2日付経済日報が伝えた。

 改正保険法で保険会社の海外投資上限が35%から45%に緩和されたことを受け、金管会は投資先緩和など付属措置を検討してきた。

 台湾の保険会社は近年、中国、ベトナム、タイ、マレーシアなどに進出している。しかし、法規制により不動産投資は認められていない。保険業界は海外で営業拠点として使用する不動産の取得を解禁するよう求めている。

 保険事業発展センターの統計によると、生命保険会社の運用資産は8兆1,000億台湾元(約28兆7,000億円)に上り、うち海外投資は31.2%に相当する2兆2,000億元。