ニュース 機械 作成日:2011年4月13日_記事番号:T00029331
13日付工商時報によると、工作機械用制御装置大手のファナックが、台湾での生産を再開するもようだ。中台交流の台湾側窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長が、台湾区機器工業同業公会(TAMI)に出席した際に明らかにしたもので、江董事長が手紙でファナックの稲葉清右衛門・名誉会長に台湾での生産再開を求め、これに同意を得たという。
ファナックが生産再開を決めた理由として江董事長は、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結、および工作機械の関税引き下げには原産地証明が必要となっていることを挙げた。
工商時報によるとファナックは、台中工業区の工場での制御装置生産を2000年に停止、その後、北京に拠点を移している。
また経済部工業局関係者によると、経済部は同業大手の三菱電機にも台湾での生産を積極的に呼びかけているという。
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