ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年4月13日_記事番号:T00029332
中国鋼鉄(CSC)集団は、インド、タイ、インドネシアを皮切りにアジア新興市場での事業展開拡大を進める「新亜計画」を始動する。まず6月にインド事務所を設立するとともに、同国西部で年産15万トン規模の電磁鋼板の生産拠点設置も検討する。「新亜計画」はCSC設立40年で最もまとまった海外展開計画で、台湾の川中・川下メーカーにも商機が期待される。13日付工商時報が報じた。
CSCグループは、各市場の大口顧客に直接販売すると同時に、中小規模の販売業者の需要に応えるために各地に裁断センターを設置、必要であれば現地での生産拠点設置も行う考えだ。
業界関係者は、▽インドは中国に次いで人口が多く、市場規模も近年日増しに拡大▽タイの鉄鋼は大部分が日本の自動車や家電製品向けに供給されており、CSCの食い込む余地は大きい▽インドネシアは人口が1億人以上で潜在的な市場成長力を備える──などの理由から、CSCのマレーシア子会社や建設中のベトナム冷延工場と連携すれば、商機を獲得できる可能性が高まると指摘した。
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