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アジア大容量海底ケーブル計画、中華電信が4.5千万ドル投資


ニュース 電子 作成日:2011年4月13日_記事番号:T00029334

アジア大容量海底ケーブル計画、中華電信が4.5千万ドル投資

 中華電信は12日、日本などアジア諸国を結ぶ全長8,900キロメートルの大容量海底ケーブルプロジェクト「SJC」に対し、香港子会社、東華電信の増資を通じて4,500万米ドルを投資すると発表した。「SJC」は同日施工、2013年下半期に完工予定で、需要に応じて最大設計伝送容量の毎秒15テラビット(Tbps)まで拡張が可能だ。13日付工商時報が報じた。

 SJCコンソーシアムの参加企業は、中華電信のほか、▽中国電信(チャイナ・テレコム)▽中国移動通信(チャイナ・モバイル)▽KDDI▽シンガポール・テレコム──など10社以上、5億米ドルの合弁だ。

 「SJC」プロジェクトを受注したNECによると、「SJC」は▽日本(千葉県千倉)▽シンガポール▽中国▽香港▽フィリピン▽ブルネイ──を結び、既に完成している日本と米国とを結ぶ太平洋横断ケーブル(約9,620キロメートル)と千倉で接続する予定だ。これにより米国と東南アジアを結ぶ1万8,520キロメートルの大型海底ケーブルシステムが誕生する。将来さらに、タイとインドネシアにも拡張される予定だ。