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がん防止に「香檳酒」控えて、国民健康局が呼び掛け


ニュース 社会 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029348

がん防止に「香檳酒」控えて、国民健康局が呼び掛け

 行政院衛生署国民健康局の邱淑媞局長は13日、2008年のがん患者数が8万人に上り、07年を4,000人余り上回ったとして、特に男性には「香檳酒」を控えてほしいと訴えた。「香檳酒」は中国語で「シャンパン」を指す。しかし、ここで言う「香檳酒」は「香煙(たばこ)」「檳榔(びんろう)」「酒」を指す。14日付中国時報が伝えた。

 男女別で比較すると、男性のがん発症率は女性の1.3倍に達し、特に食道がんは14倍、口腔がんは12.7倍に達するという。特に男性の食道がん患者の半数が52歳以下、口腔がん患者の半数が57歳以下となっており、一般のがん患者より低年齢でがんを発症する確率が高いことが分かった。

 邱局長は「研究の結果、食道がんと口腔がんは『香檳酒』と関係があることが分かっている。男性は命が惜しければ、たばこ、檳榔、酒をやめるべきだ」と呼び掛けた。