ニュース 金融 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029354
政府系8銀行の3月末時点の延滞債権残高が、過去最低の35億台湾元(約101億円)まで低下した。また各行の延滞債権比率も、▽兆豊国際商業銀行、0.28%▽台湾土地銀行、0.4%▽彰化銀行、0.53%▽台湾銀行、0.61%▽華南銀行、0.67%▽第一商業銀行、0.77%▽合作金庫銀行、0.8%▽台湾中小企業銀行(台湾企銀)、0.91%──とすべて1%を下回った。14日付工商時報が報じた。
兆豊銀は延滞債権比率が8行で最低となったほか、貸倒引当金引当率も277%で過去最高となった。同行は今後、延滞債権比率を0.3〜0.5%に収め、融資リスクをコントロールしたい考えだ。
同行の純利益は3月が15億1,700万元で、第1四半期通期では39億100万元となった。今年通年では180億元水準が見込まれている。
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