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作成日：2007年10月2日_記事番号：T00002936
太平洋そごうの董事長、アナ出身の黄晴ブン氏に
太平洋そごうは１日の董事会で、遠東集団内で小売事業の管理を担当する零售系統総管理処企業発展部の黄晴ブン副総経理（ブンは雨の下に文）の新董事長就任を決めた。業界では意外な人選と受け止められている。２日付経済日報が伝えた。
新董事長の選任は、鐘琴前董事長の辞任を受けてのもの。遠東集団の徐旭東董事長は、「安定した経営チームに豪腕を投入して内部摩擦を招かぬよう、若くてコミュニケーション能力に優れた黄氏を選んだ」と選任の理由を語った。黄氏はアナウンサー出身で、話題作りに長け、規律に厳しいことでも評判だという。黄氏にとって百貨店経営は専門外だが、自身の位置付けについて「いかにそごうの付加価値を見い出すか」にあると語った。
