ニュース 電子 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029364
14日付工商時報が外電を基に報じたところによると、現在中国を訪問中のブラジルのジルマ・ルセフ大統領が、鴻海科技集団(フォックスコン)がブラジルに新工場を設置すると明言した。ブラジル政府関係者によると、鴻海は11月までに同国でアップルのタブレット型パソコン「iPad」の生産を開始する予定で、投資額は今後5〜6年で120億米ドルが見込まれる。これに対し鴻海は13日「ブラジルへの投資計画は現在も検討中で、確定すれば公表する」との声明を発表した。
工商時報によると、鴻海のブラジル新工場設置は、南米で最も高い同国の関税を回避したいアップルからの要請を受けたものとされる。iPadの米国での販売価格は400米ドルだが、課税後のブラジルでの価格は860米ドルとなっている。
なお、鴻海は今後、同国で10万人を新規雇用する予定で、工場以外に従業員宿舎なども建設する計画とされる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722