ニュース 電子 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029365
市場調査会社、ウィッツビューが13日発表した最新調査によると、3月の大型パネル出荷枚数は前月比21%増の5,757万枚だった。2月が春節(旧正月)休暇で稼働日数が少なく一部出荷がずれ込んだこと、および中国のメーデー連休向けの在庫補充や新機種向けの需要により、出荷が大きく伸びた。14日付経済日報が伝えた。
製品別では、ブランド各社が相次いで参入するタブレット型パソコン用が前月比57.7%増の424万枚と特に好調だった。低価格ノートPC(ネットブック)用が同1.8%減の304万枚と減少した以外はすべて2けたの増加で、▽液晶テレビ用、同16.9%増 (1,704万枚)▽液晶モニター用、同23.5%増(1,787万枚)▽ノートPC用、同20.4%増(1,536万枚)──となった。
一方、第2四半期は韓国メーカーが新たな生産ラインを稼動させるため、台湾メーカーに対する需要は弱まる見通しだ。また、日本は家電エコポイント制度の終了や東日本大震災の影響で、テレビ需要が急減するとみられている。こうした現状からみて、パネル各社は顧客の流失を防ぐため、稼働率を厳しく管理する必要があるとウィッツビューは指摘した。
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