ニュース 電子 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029367
14日付経済日報によると、タブレット型パソコンやスマートフォンの好調によるタッチパネル需要増加などを受け、液晶パネルおよびタッチパネル専業メーカーを合わせた大手9社の今年の合計設備投資額は過去最高の2,608億台湾元(約7,528億円)に達する見込みだ。
液晶パネル大手では今年、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が1,000億元の設備投資を計画するほか、友達光電(AUO)は900億〜950億元を予定し、うち20%を新事業へ、80%をTFT−LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)パネル事業へ投資する計画だ。
また瀚宇彩晶(ハンスター)は約20億元をタッチパネルや保護ガラスの生産能力強化に充てるほか、同社傘下の和鑫光電(シンテック・フォトロニック)は、全生産ラインをタッチパネル向けに転換するなど205億元を投じる。
一方、タッチパネル専業大手では、宸鴻集団(TPKホールディングス)が203億3,900万元の設備投資を予定しており、垂直統合の強化に充てる。勝華科技(ウィンテック)も120億〜150億元を台湾、中国・広東省東莞市、ベトナムの3拠点での生産能力増強に充てる。
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