ニュース 電子 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029370
電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチ(DIGITIMES Research)によると、発光ダイオード(LED)生産に必要な有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置の2010年出荷台数は、世界全体で800台に上り、前年比277%増の大幅増となった。さらに今年は前年比12.5〜25%増の900〜1,000台への増加が見込まれる。14日付工商時報が伝えた。
デジタイムズ・リサーチの林芬卉アナリストによると、中国では、中央政府によるMOCVD装置導入に対する支援は期待が薄いものの、第12次5カ年計画(2011~16年)で強調されている二酸化炭素(CO2)排出量削減目標達成に向けて地方政府が導入を奨励するとみられ、地場LEDメーカーや台湾企業が出資するメーカーでも需要が高まると予想される。
また林アナリストは昨年下半期、韓国LEDメーカーでMOCVD装置導入スピードの鈍化が見られたものの、今年はサムスン電子やLGエレクトロニクスがLEDテレビ出荷比重を引き上げ、LED照明製品のラインナップ強化を行うため、同国でのMOCVD装置需要も回復すると予測している。
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