ニュース 電子 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029371
NAND型フラッシュメモリー制御IC大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の筆頭株主の東芝が、同社から出資を引き揚げるとの観測が市場で流れたことに対し、ファイソンは13日、「観測はデマで、当社と東芝の関係は安定しており、当社株式の売却計画はない」と強く否定した。14日付電子時報が報じた。
東芝のファイソン株売却観測を受けて13日、同社株価は一時ストップ安となったが、ファイソンがこれを否定したことで上昇に向かい、前日の終値を回復した。
また東芝が東日本大震災の影響を受けたことで、ファイソンへのNANDフラッシュメモリー供給が不調に陥っているとの観測についても同社は、現在39億台湾元(約113億円)分の在庫があり、さらに4月中に10億元分の入荷も確定していると否定した。
なお同社3月売上高は31億3,500万元で、前月比52%の大幅増となった。4月も同水準の維持を見込む。
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