ニュース 電子 作成日:2011年4月14日_記事番号:T00029372
携帯電話端末用IC大手の聯発科技(メディアテック)が発売した「MT6252」で不具合が見つかり、ソフトウエアの改善が進められた。14日付工商時報が伝えた。
業界筋によると、メディアテックのMT6252は、起動を繰り返すと、勝手に電源が落ちる症状が一部でみられるという。同社が出荷済みの製品を回収したとの情報もある。
メディアテックによれば、MT6252が支援する一部メーカーのシリアル・フラッシュメモリーとの間で整合性に問題が生じたが、ソフトウエアの改善作業は既に完了したという。
一方、中国の展訊通信(スプレッドトラム)のライバル製品「6610」も不具合のため、当初3~4月に予定していた出荷開始時期が遅れる見通しだ。双方の新製品で不具合が見つかったことで、両社による価格競争は先送りとなりそうだ。
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