ニュース 社会 作成日:2011年4月15日_記事番号:T00029376
中華民国肥満研究学会(CTASO)が20〜50歳のサラリーパーソン300人以上を対象に行なった調査によると、40%が体脂肪率の適正数値を超えていることが分かった。特に1日の労働時間が12時間を超える場合は、2人に1人の割合で体脂肪過多が見られた。15日付蘋果日報などが伝えた。
医師によると、適正体脂肪率は男性が25%以下、女性が30%以下。長時間勤務は、新陳代謝の低下を引き起こすため、体脂肪率の上昇につながりやすいと指摘。体脂肪過多は脂肪肝、糖尿病、脳卒中の原因になるため、脂肪分や塩分、糖分を抑え、食物繊維を多く摂るバランスのとれた食事に改善するよう呼びかけている。
また従来は年配者ほど肥満傾向が強かったが今回の調査では、30歳以下(男性約20%、女性約25%)での適正値超過が50%と、30歳以上(男性25%、女性30%)の30%を大きく上回り、若い世代で肥満が増えていることも分かった。
さらに女性のうち標準体重を超えたのはわずか20%のみだったにもかかわらず、体脂肪率の適正値を超過した人は43%に上り、見た目は標準でも、実は肥満という「隠れ肥満」が多いことが明らかになった。
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