ニュース 商業・サービス 作成日:2011年4月15日_記事番号:T00029383
東日本大震災による福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故で生じた日本産食材への不安から、来客数が減っていた寿司チェーンなど日本料理店では、台湾産食材での代替や検査合格済みの日本食材であることを保証することで「客足が戻ってきた」という声が聞こえ始めている。15日付自由時報が報じた。
寿司チェーン店、海寿司の林仁益執行副総経理は、放射能漏れ事故の報道後、来店客が2割減少したが、徐々に回復していると語った。以前は食材の3割以上を日本から取り寄せていたが、現在は台湾東部で捕れるイサキを刺身に使ったり、嘉義県の東石港の養殖カキや東北角のイカを使った新メニューを提供しているという。
一方、台北市の日本料理店、牛寿司は、震災で売り上げが一時は4〜5割減ったが、震災から1カ月が経過して「日本食断ち」に耐えられなくなった顧客が戻ってきたと指摘した。北海道のウニや毛ガニ、熊本県の生ガキなど人気の食材は代替が困難なため、検査に合格したものだけを仕入れて、消費者に安心を提供していると説明した。
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