ニュース 医薬 作成日:2011年4月15日_記事番号:T00029385
湿布薬メーカーのダイヤ製薬(本社・奈良県橿原市)は14日、台湾の生達化学製薬(スタンダード・ケム&ファーム)の子会社、江蘇生達生技医薬と、江蘇省泰州市の中国医薬城に湿布薬と外用薬の生産工場を合弁で建設することで契約を結んだ。15日付工商時報などが伝えた。
出資比率は江蘇生達が60%、ダイヤ製薬が40%。投資額は4,400万人民元(約5億6,000万円)。湿布薬の年産目標量は6,000万枚で、2012年第2四半期に生産を開始する。製品は中国国内向けだけでなく、東南アジアへの輸出も見込んでいる。
生達化学製薬の呉三発財務経理は「今回の合弁は、ダイヤ製薬の技術、設備、人材を基礎として、生達化学製薬の工場管理ノウハウや、江蘇生達の中国における長年の経営経験を組み合わせるものだ」と説明した。
江蘇生達は既に昨年12月に65畝(約4万3,333平方メートル)の用地を確保している。将来的には抗がん剤や健康食品などの工場も設置する構えだ。現在、中国本土の鎮痛用貼り薬の市場は、年間25億人民元規模となっている。
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