ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年4月15日_記事番号:T00029389
医療用電動カート大手で、電気自動車(EV)市場における展開に積極的な必翔実業の蒋清明総経理は、同社が開発した電気自動車用の機電システムが、中国の大型バスメーカー3社で採用に向けた最終試験段階に入っており、早ければ第3四半期にも正式に受注するとの見通しを示した。15日付経済日報が報じた。
必翔は自社で生産した電気自動車「Venus」を第1回台湾国際電動車展(EV台湾、台北世界貿易センター1号館で14〜17日開催)に出展した(14日=中央社)
必翔実業は傘下の必翔電能高科技(PHET)を通じ、バッテリー、電気自動車、機電システムなどに参入している。バッテリーは大型バス1台に付き平均4万個も使われるため供給不足となっており、同社は昨年宜蘭県蘇澳鎮で新工場を設置し、年産能力を1億5,000万個に引き上げた。
証券会社によると、中国は電気自動車導入に前向きで、50万台に上る大型バスのうち毎年廃車となる2万台が電気自動車に切り替えられれば、大きな商機が期待できる。
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