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オフィスビル市場、成約数3.8倍に増加


ニュース 建設 作成日:2007年10月2日_記事番号:T00002939

オフィスビル市場、成約数3.8倍に増加


 住宅市場に停滞感が出ている中、オフィスビル市場は好調なようだ。不動産コンサルタント、コリヤーズ(高力国際)の調査によると、南山人寿、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)など内外大手生命保険業や宝来証券などの投資機関が相次いで投資を行った結果、台湾全土の今年第3四半期までのオフィスビル市場の成約額は295億台湾元(約1,050億円)と、昨年同期の77億6,500万元から3.8倍に増加した。

 証券交易所の統計によると今年1~8月までに新規に売り出された大型オフィスビルの取引面積は8万7,700坪に達し、昨年比で79%増加した。荘文欽達永建設董事長によると、中国に進出した台湾企業が戻ってきたり、外資の進出が増えたことなどによってオフィスビス市場での成約単価は急速に上昇しているという。台北市内湖では1997年に一坪19万元前後だったが、現在では30~45万元となっている。2日付中国時報が報じた。