ニュース 電子 作成日:2011年4月15日_記事番号:T00029397
発光ダイオード(LED)エピタキシャルウエハー・チップの泰谷光電科技(テクコア)の経営権をめぐり、大株主でLED大手の晶元光電(エピスター)と、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の動向が注目を集めている。15日付工商時報が伝えた。
エピスターは昨年、テクコアの増資を引き受け、現在同社に24%を出資する筆頭株主となり、董事1人を派遣している。同社はテクコアの経営権取得について、「そういう考えはない」と否定しているが、テクコアに9~10%を出資するエバーライトの持ち株と合わせれば、現在のテクコア経営陣の持ち株30%を上回る。
これについて、テクコア側は「確かに外部企業が共同でテクコアの経営権取得を目指しているという話を聞いたことがあるが、経営は安定しており、敵対的な買収には断固反対する」と表明した。
今後開かれる株主総会では、現経営陣とエピスターなどによる委任状獲得合戦が過熱する可能性もある。
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