ニュース 電子 作成日:2011年4月15日_記事番号:T00029402
第1四半期のパソコンの世界市場出荷台数について13日、市場調査機関のガートナーは8,430万台(前年同期比1.1%減)、IDCは8,060万台(同3.2%減)で、いずれも7四半期ぶりに前年同期比マイナス成長となったと発表した。中でも宏碁(エイサー)は、落ち込みが最も深刻(ガートナー・12.2%減、IDC・15.8%減)で、IDC調査ではデルに抜かれシェア3位に転落した。15日付工商時報などが報じた。
ガートナーの北川美佳子主席アナリストはPC市場のマイナス成長について、アップルのタブレットPC「iPad2」発売で、既存PCの購入意欲が低下したためと分析した。PC市場は、これまで成長要因だった低価格化では消費者を引きつけられなくなっており、タブレットPCなどの製品が注目を集めているという。こうした状況の中、低価格ノートPC(ネットブック)によって勢力を伸ばしてきたエイサーへの影響が最も大きくなったもようだ。
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