ニュース 建設 作成日:2011年4月15日_記事番号:T00029404
不動産情報サイト「House Fun」の統計によると、賃貸向けに登録されていた物件が売りに出された件数が3月、前月比66.13%増加し、伸び率としては過去14カ月で最高を記録した。物件価格が上昇するまで保有物件を賃貸に出そうと考えていた家主が、ぜいたく税導入による価格下落を懸念して、いち早く手放す傾向が出ているようだ。15日付経済日報などが伝えた。
こうした動きに伴い、3月の空き賃貸物件数は前月比20.74%減、前年同期比42.58%減となっている。一方で、住宅購入を予定していた人は、ぜいたく税導入後の価格下落を期待し、「当面は賃貸、その後購入」という傾向が強まり、賃貸物件の需要が増えている。このため、賃貸市場は供給不足となり、3月の賃料は台北市で前月比9.3%上昇、さらに台中市では16.7%と大幅に上昇した。
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