ニュース 社会 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029406
夜市(ナイトマーケット)といえば、台湾B級グルメの宝庫。台北市の寧夏夜市では、来月5月15日から老舗屋台の看板料理を集めた「千歳宴」イベントがスタートする。1人前わずか300元で「夜市の満漢全席」が堪能できるとあって、予約が殺到しそうだ。
「千歳宴」というネーミングは、平均営業年数50年を超える老舗屋台から看板メニュー20品を集めたことにちなんだもの。1卓10人前3,000台湾元で、1日12卓限定だ。
寧夏夜市で最も古い歴史を持つ屋台は、なんと創業80年。スターフルーツジュース(30元)やサトウキビミルク(40元)が有名なドリンクバー「蓮飲料吧」だ。60年の歴史を持つのは「環記」と「猪肝栄」。前者は炒腰花(豚の肝臓の炒め物、250元)や麻油鶏(鶏肉をごま油で炒めてから米酒で煮たスープ、170元)が有名、後者は猪肝総合湯(豚レバーのスープ、55元)が絶品だ。
このほかに、魯肉飯(豚肉のそぼろかけご飯、30元)や唐山排骨(豚のスペアリブ揚げ、60元)が看板料理で、日本にも出店している創業51年の「鬍鬚張(ひげちょう)」も。
いずれも半世紀の歴史を持つのが、蚵仔煎(カキ入りオムレツ、60元)で有名な「円環辺」、臭豆腐(40元)の「里長伯」、台南碗粿(台南風ライスプディング、40元)の「台南碗粿」だ。豆花(豆腐プリン、35元)の「古早味豆花」が創業20年で最も「若い」。
寧夏夜市観光協会によると「千歳宴」の予約は5月1日から受け付けスタートで、上記以外の料理を含む「千歳宴」メニューの全貌は、同日公表される予定だ。5月15日からは毎日午後6~9時と、午後9~10時の時間帯にそれぞれ6卓ずつが設けられる。
ぶらぶら歩きながら色々な味を少しずつ堪能する──従来の夜市とは一味違うこんな楽しみ方、いかがでしょう?
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