ニュース 社会 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029409
東日本での大津波発生を受けて、経済部中央地質調査所(地調所)は16日、台湾付近でも琉球海溝とマニラ海溝で震度8以上の地震が発生する可能性があるとし、実際に発生した場合、10分〜1時間以内に台湾に津波が到達し、嘉義〜屏東、基隆〜宜蘭の広い範囲が大きな被害を受ける可能性があるとの見方を示した。その上で、海岸に位置する4基の原子力発電所の災害対策を強化をする必要があると強調した。17日付蘋果日報が伝えた。
台湾と琉球海溝、マニラ海溝との距離は平均300〜400キロメートルで、最も近いところで100キロしかない。地調所は「距離が近ければ近いほど避難時間が限られる」と述べ、さらにフィリピン海プレートの西縁に位置するマニラ海溝は、同プレートの活動に伴う地震が多く確認されているため、特に注意が必要と指摘した。
また、行政院中央災害防救事務室は、津波発生予測が出た場合は、直ちに対策センターを立ち上げ、市民に避難を促す方針だ。
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