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MRT環状線、大坪林~五股の土木工事入札へ【表】


ニュース 運輸 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029413

MRT環状線、大坪林~五股の土木工事入札へ【表】

 台北圏の都市交通システム(MRT)環状線の大坪林(新北市新店区)~五股工業区(同五股区)の土木工事部分の入札が来週にも実施される。順調に行けば近く本格着工される見通しだ。ただ、当初予定の2016年開通は困難とみられる。18日付聯合報が伝えた。

 環状線は全長34.8キロメートルで、沿線には31駅が設置される。大坪林~五股間は第1期区間で、昨年10月に起工式が行われたが、本格的な工事は始まっていない。同区間は全長15.4キロで、14駅が設置され、総工費は約500億台湾元(約1,425億円)が見込まれる。機電システムは2009年にイタリアのアンサルドが受注している。

 台北市政府捷運工程局はまた、剣南路から内湖科技園区、台北市の都心東部、公館などを経て、新北市の永和区、新店区に至る南北線についても、環状線と並行して交通部に修正計画書を提出し、優先的に審査を行うよう求めている。完成は2031年を見込む。