ニュース その他製造 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029416
18日付蘋果日報が業界関係者の話として報じたところによると、太陽電池価格続落を受け、一部メーカーは4月の設備稼働率を1~3割引き下げている。
太陽電池市場では、3月下旬から価格が大幅に下落し、スポット価格は1ワット(W)当たり1.15台湾元(約3.3円)を割り込んだ。安定していたはずの受託生産でも出荷縮小や一時停止が聞かれ、欧州市場の需要見通しも不明瞭なため、第2四半期もハイシーズンながら低迷が見込まれる。
近年生産能力増強に積極的だった大手メーカーは、設備稼働率を上げてコストを削減したいところだが、受注が少ない上に、シリコンウエハーなど原料価格の高さにも直面している。新日光能源科技(ネオソーラーパワー)の許嘉成財務長(CFO)は、「ポリシリコンやシリコンウエハーも価格が下落しているとはいえ、値下げの余地はまだ大きい」と値下げを訴えた。
業界各社は今年も生産能力増強を計画しているが、実施時期を先送りするメーカーも出ているようだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722