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統一が飲料水130万本受注、原発事故で需要拡大


ニュース 食品 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029421

統一が飲料水130万本受注、原発事故で需要拡大

 食品最大手、統一企業(ユニプレジデント)は、セブン−イレブン・ジャパンから130万本のペットボトル入りミネラルウォーターを受注した。受注額は1,000万台湾元(約2,850億円)以上とみられる。日本では福島第一原子力発電所の事故で、東京都や千葉県の浄水場から放射性物質が検出されたことなどを受けて、ミネラルウォーターの需要が急拡大している。16日付経済日報などが伝えた。

 謝健南・統一超商(プレジデント・チェーンストア)副総経理は日本からの受注について、「台湾製の高品質、競争力のある価格が評価されており、長期的な調達対象となる可能性もある。今後、衛生用品などにも受注の機会があり、日本への輸出拡大に取り組みたい」と意欲を示した。

 また食肉加工大手の大成食品やタイ系畜産大手の台湾卜蜂(ジャルーン・ポーカパン)も、震災後、日本向けの食肉加工品の輸出が増加している。