ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029422
中国鋼鉄(CSC)は15日、6月の台湾市場向け価格を電気亜鉛めっきコイルで1トン当たり800台湾元(約2,200円)引き上げ、3万元とした。一方、熱延・冷延コイル、鋼板、棒線、溶融亜鉛めっきコイル、電磁鋼板は、従来の価格を据え置いた。16日付工商時報が伝えた。
杜金陵CSC執行副総経理によると、原料コストの上昇で、同社も価格引き上げを継続する余地があるものの、川下メーカーが台湾元高の悪影響にさらされていることから、今回は電気亜鉛めっきコイルのみの引き上げにとどめた。
証券会社は、CSCは4〜5月の鉄鋼価格を大幅に引き上げており、またコスト上昇の影響が出るのは6月以降のため、同社は第2四半期の利益計上に問題はなく、上半期通期の税引き前利益は120億元以上になるとみている。
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