ニュース 電子 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029424
受動部品大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長が出資する投資ファンド、遨睿(オリオン・インベストメント)が、ヤゲオの株主に対し、同社の浮動株65.7%に対する株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表したことに関連し、投資家保護中心は14日、ヤゲオ側から株主総会での決議をひとまず見送る旨の説明を受けたことを明らかにした。16日付経済日報などが伝えた。
これに先立ち、投資家保護中心はヤゲオのTOBの透明性を確保し、小口株主の利益を守るため、独立審査委員会を設置し、TOBの価格や計画の合理性について検討するよう求めていた。ヤゲオ側は株主総会での決議を見送るとしたものの、投資家保護中心の要請に対する具体的な説明はなかった。
投資家保護中心はまた、小口株主の権益が損なわれていないか、ヤゲオ側の対応を見守っていく方針だ。
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