ニュース 電子 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029428
18日付電子時報によると、ヒューレット・パッカード(HP)は、鴻海科技集団(フォックスコン)やフレクストロニクス・インターナショナルなどEMS(電子機器受託生産サービス)メーカーに今年2,000万台以上のノートPC生産を発注するとしてきたが、このところ緯創資通(ウィストロン)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)へのノートパソコン生産委託を再度増やしているようだ。
HPの従来の計画では、4月以降、最大の委託先だった広達電脳(クアンタ・コンピューター)から鴻海に一部発注を移し、両社にそれぞれ全体の40%を、残りをフレクストロニクス、英業達(インベンテック)、ウィストロン、コンパル──に委託するとしていた。しかしウィストロンのHP向けノートPC出荷は、かつて全体の10%未満に落ち込んでいたが、10〜15%に増え、HPが4番目のノートPC顧客となっているようだ。
HP関係者は、鴻海のノートPC組み立てラインが、クアンタからの移転分をこなせるかどうかについて、依然一定のテスト期間が必要で、さらに鴻海がHPから受託する機種は5月から重慶工場での生産に移行するため、この期間、発注先の調整が行われるとしている。
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