ニュース 電子 作成日:2011年4月18日_記事番号:T00029429
台湾の発光ダイオード(LED)メーカーが中国での生産能力拡大を積極的に進めていることを受け、メーカーの国・地域別LED供給シェアで、台湾が今年、韓国を抜き世界首位になるとの見通しが市場調査機関のディスプレイサーチによって示された。17日付工商時報が伝えた。
2011年第1四半期のLEDチップ供給メーカーの世界シェアは、韓国のサムスンLED、LGイノテック、台湾の晶元光電(エピスター)の順となっており、台湾と韓国メーカーで世界のLEDチップの70%を供給している。
現在、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)、新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス、GPI)、泰谷光電科技(テクコア)など多くの台湾メーカーが中国での工場建設を計画しており、今年から来年にかけて生産開始が相次ぐ見通しだ。
なお、工研院電子光電研究所の詹益仁所長は、製品の出荷先確保を狙う台湾LEDメーカーと、安定したLED供給確保を図る中国カラーテレビメーカーとの間で、今後ますます提携が増えると指摘している。
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