ニュース 社会 作成日:2011年4月19日_記事番号:T00029435
たんを伴わない乾いたせきが治らない──。そんな症状がある場合には、マイコプラズマと呼ばれる細菌の感染を疑う必要がある。
19日付聯合報によると、最近台湾では、マイコプラズマによるせきを訴える人が急増しているという。国立台湾大学医学院附設医院(台大医院)小児感染科の黄立民主任医師は「春節(旧正月)以降、マイコプラズマによる患者が少なくとも30%増えている」と説明した。
マイコプラズマは、回復まで時間がかかるのが特徴で、しばしば肺炎を引き起こすことがある。一般の風邪ならばせきは1~2週間で収まるが、マイコプラズマの場合は長期にわたりせきが止まらない。乾いたせきが続き、鼻水はあまり出ないことも特徴だ。
黄主任医師はマイコプラズマに感染した患者を「歩く肺炎」と形容し、周囲にも感染しやすい点に注意を呼び掛けた。マイコプラズマの流行期は通常春で、2~3カ月続くという。黄主任医師は「今回の流行は5月まで続くのではないか」と指摘した。
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