ニュース 公益 作成日:2011年4月19日_記事番号:T00029438
少雨による水不足で、新竹科学工業園区(竹科)は2月からオフピーク時の3%減圧給水を実施しているが、同園区に水を供給する宝山ダム(新竹県宝山郷)、宝山第2ダム(同)、永和山ダム(苗栗県三湾郷)で貯水量の低下が続いており、5月も降雨量が少なかった場合、第2段階として5%の減圧給水措置が検討されている。19日付工商時報が伝えた。
水道会社の統計によると、各ダムの有効貯水量は▽宝山ダム、295万7,000トン(貯水率54.96%)▽宝山第2ダム、1,110万トン(同35.42%)▽永和山ダム、1,238万2,000トン(同44.07%)▽石門ダム(桃園県)、7,448万5,000トン(同36.64%)──。
新竹県市の水使用量は1日当たり約50万トンで、そのうち竹科は約3割を占める16万トンを使用していたが、現在は13万トンに削減している。
同園区のメーカー各社は給水制限による業務への影響を懸念し、給水車の手配も準備している。現在1台の手配にかかる費用は5,000〜8,000台湾元(約1万4,000〜2万2,000円)だが、最も水不足が深刻だった2001年は1万2,000元だったことから、事態が悪化すれば企業の生産コスト増も懸念される。
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